2005-03-17 第162回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
また、カゼインホスホペプチド、牛乳中のたんぱく質の一種のカゼインからできる物質でありますけれども、これなんかも腸内でのカルシウムの吸収を非常に高めるということで、牛乳は四〇%、カルシウム吸収率がですね、小魚が三三%、野菜一九%というようなことで、大変吸収力を高める、こういう効果があるというふうに言われております。
また、カゼインホスホペプチド、牛乳中のたんぱく質の一種のカゼインからできる物質でありますけれども、これなんかも腸内でのカルシウムの吸収を非常に高めるということで、牛乳は四〇%、カルシウム吸収率がですね、小魚が三三%、野菜一九%というようなことで、大変吸収力を高める、こういう効果があるというふうに言われております。
したがって、ミルクを製造する段階においては、その酸性を中和してやらないとカゼインが溶けない。だから、たしか燐酸ナトリウムあるいは燐酸カルシウムを使って中和をしていた、その燐酸カルシウムの中に砒素が入っていて起こった事件。そして、つくられた工場は徳島でしたが、結果においては西日本全体に広がったという事件であったと考えています。
このため、担当官をオランダに派遣いたしまして調査を行ったところでありますが、現地調査においては、当該動物性油脂は大部分が牛脂とカゼインとを混合した粉末油脂であったことが確認されまして、牛脂については、BSEの感染性のない牛の脂身であるとの回答を得たところでございます。
○刈田貞子君 検疫がいいストッパーの役になるというふうにおっしゃっておられるようですけれども、手をかえ品をかえしながらいろんな形の輸入がふえていること、さっきのカゼイン、ココア調製品あるいは擬装品、ナチュラルチーズなんか、前はこういう形で入ってきたわけじゃないですよね。
と同時に、ココア調製品だとか、あるいはカゼインだとかといういわゆる擬製乳製品ですね、これがどんどんどんどん伸びてきている。これもまた大きく国内の需要を伸ばすのに障害になっている。輸入にかかわってはそこのところが非常に問題だと思うんですけれども、その辺についての対策といいますか、そういったようなことをどのようにお考えですか。
その他乳糖、カゼイン等もございますが、これにつきましてはウエートも低うございますし、かつまた、中には国内生産が行われていないものもあるわけでございます。したがいまして、輸入乳製品の問題として最大の問題は、輸入乳製品の生乳換算した中で五割を占める、かつまた最近ふえる傾向にあるナチュラルチーズを今後どのように考えていくかということでなかろうかと思うわけでございます。
カゼイン、つまり工業用の接着剤だとか、今言う医薬品のベースになるような乳糖あたりは、自由化の品目ですね。そうすると、それらが幾らでも入ってくるわけですが、現在出回っておる、私が申し上げたようなこういう小さなコーヒー用クリームと言ったらいいでしょうか、聞くところによるとこれは年間七百万トンも我が国で製造されておる。
ただ、業界の中で乳製品の流通事情を詳細に観察しておれば、そういうものの量が非常に大きくなっておるとか、需給が乱れておるかどうかというような点は、ある程度察知することができるわけでございまして、また、乳糖なりカゼインなりの輸入価格、出回り商品の値段と脱脂粉乳等の国産のものとの相対価格関係も我々知ることができるわけでございます。
○伊藤説明員 先生お話しになりましたバター、脱脂粉乳、乳糖、カゼインと、乳製品は多種多様にございますが、その中で一番代表的なバターと脱脂粉乳につきましては、それが直ちに牛乳生産と連動いたしますところから輸入制限の対象にしておりますし、畜産振興事業団の一元輸入の対象にもしておるところでございますが、製薬等に用います乳糖でございますとか、紙のコーティングに用いますカゼインでございますとか、用途が工業用にもかなりございます
輸入乳製品については、基本的には畜産振興事業団の一元輸入それからIQというような形で輸入規制をやっておるわけでございますが、日本の国内では大変割高で供給できないようなもの、例えば乳糖とかカゼインとか、こういったものはオープンになっている。
今入れておりますものは、御承知のようにえさ用の脱粉とかあるいはカゼインといったような国内の価格水準では到底つくられないもの、それからもう一つは、ナチュラルチーズのようにかって国内生産が余りございませんで、そういうもので不足しているものを量的に補完しているもの、先生の御指摘は、多分ナチュラルチーズ等につきましては国内でもっとつくり得るという御指摘かと思います。
何しろえさ用脱粉とかカゼインのたぐいは価格差が余りに違い過ぎまして、国内で生産しようという意欲は全くないわけでございますから、こういうものについては国内で必要なものだけ買う。そういうことが乳製品に関する一般的な輸入政策であり、それを前提として国内生産を伸長していくつもりでございます。
それからもう一つはカゼインのようなもの、これも非常に価格差が大きゅうございまして、国内で生産はまず難しい、こういう国内ではなかなかつくれないというものが一種類ございます。
典型的に申しますとえさ用の脱脂粉乳とか、あるいはカゼインといったようなもの、こういうものにつきましては、国内で結果的に競合いたしませんもんですから、需要量に応じた輸入をしている。それに対しまして、いま御指摘の擬装乳製品といいますものは、たとえば典型的に言いますと調製食用油脂の場合はバター代替品としてかなりの影響力を持つ。
○石川(弘)政府委員 酪農製品の輸入につきましては、御承知のように、国内ではとても生産ができるような価格でできないもの、典型的に申しますと、えさ用の脱脂粉乳とかあるいはカゼインといったようなものにつきましては輸入に頼っておるわけでございます。今回の輸入増の中でも大きいものはえさ用脱粉でございます。
この添加物の、たとえばはるさめのカゼインナトリウム、アルギン酸、ポリリン酸ナトリウム、この添加物がありながら、皆さんの売らんかなのこの宣伝文書にはないんですよ、残念ながら。もう一つ一つやれば、これ何時間あっても時間足りないぐらいあるんです、指摘すれば。私はやはりこれは非常に皆さん方の運営の問題として大変な問題だと思うんです。
そして、現在輸入されておりますものは、安価な輸入品を供給する必要のある、たとえば飼料用の脱粉とか学校給食用の脱粉といったようなもの、それから、そのほか国内生産が不十分なもの——ナチュラルチーズなど、それから国内生産がないもの——乳糖、カゼインなどが主でございます。
先生の御指摘の輸入問題は、酪農製品につきましては、御承知のようにここ三年間、一般的な事業団の一元輸入品目は全く輸入いたしませんで、せいぜい、値段が合わないという意味でどうしても必要な、えさに回す脱粉とか、学校給食用脱粉の若干とかあるいは国内で使われてない乳糖、カゼインのたぐいを入れていたのですが、これについても、これだけ生産が上回っている段階で極力減らそうということで、五十六年度の乳製品輸入は前年度
それから国内では生産できないもの、たとえば、乳糖とかカゼインでございますが、あるいは国内生産が必ずしも十分でない、ナチュラルチーズといったようなものに限っております。それから調製食用脂につきましては、本年度から事前確認制をとりまして、実需者あるいは輸入業者の自粛指導あるいは輸出国の自主規制によりまして輸入の抑制を行っておりまして、対前年比で約一五%減少をいたしております。
それからもう一つは、国内の価格では全く間に合いません、たとえばカゼインのようなもの、そういうもの。それから生産が必ずしも十分じゃなかったナチュラルチーズといったようなものに限られております。一般輸入につきましては、ここの四年間すべて停止をいたしております。
それからナチュラルチーズが七万四千四百八十八トン、生乳換算にしまして百万トン、乳糖が六万一千トン、生乳換算にして二十万トン、カゼインが二万二千トン、生乳換算にしまして七万六千トン、そして調製油脂、ココア調製品、こういうふうになっておるわけでございます。
○玉沢委員 そうしますと、つまり飼料用脱粉の場合におきましては、これは非常に輸入しておりますけれども、農家の生産の体制には非常に役に立っている、こういうふうに理解をしてよろしいと思うのですが、ただ問題は、ナチュラルチーズとか乳糖とかカゼインの場合は、なかなか日本の国内生産体制も整っておらないという点がありますのですぐ代替はできない。
また乳糖、カゼインでございますとか、あるいはナチュラルチーズのように、国内生産では賄い切れないもの、あるいは生産できないようなものが入っていないわけでございまして、これもなかなか国内産のものでは置きかえられないものでございます。こういうものは一応需給見通しの中から除外をしてわれわれ算定をしているわけでございます。
そこで、割り当て、自由物資等を通じて民間輸入の問題でございますが、練乳、それから飼料用の脱粉、学校給食用等の脱粉、それからチーズ、これはプロセスとナチュラルがございますが、乳糖、カゼイン、こういった乳製品を全部合計いたしますと、五十三年が全体といたしまして三十一万二千トン、五十四年が三十一万トン、五十五年は二十八万一千トンとなっております。その意味では狭義の乳製品自体は輸入量が減っております。
さらに、乳糖、カゼイン、これの輸入はどういうふうになっておりますか。そして、いわゆる合成脱粉としての使用の形態が問題になりましたけれども、それは現在どういうふうになっておりましょうか。
○森実政府委員 御指摘のように、ある時期、乳糖、カゼインから合成乳をつくる動きがあったことは事実でございますが、現在は全くございません。現在カゼインにつきましては、工業用としてコーティングとボタンと接着剤に主として使われております。また乳糖につきましては、薬品の糖衣用に使われる、それから調製粉乳に使われるというふうな形になっております。
これに乳糖、カゼインなどを含めた乳製品関係では六十五万二千三百トン、膨大な生乳換算になるわけですね。乳製品の総輸入量に対して二七・四%を占めているわけなんです。私は、こんなにふえているということについて理解ができないし、こういう状態ではわが国の酪農振興などということはとてもおぼつかない。一体、これはどういうふうに農林省は認識しているのか、伺いたいと思います。
乳糖、カゼインにつきましては、乳糖は前年に比べて減っております。カゼインもまた同様に減っております。そういう状況でございます。
そのほかカゼインや乳糖などもあるわけですから、そういうものを合わせると生乳換算五十万トン以上になっているわけですね。これは正規のものでないわけですから、もぐりのものでさえそうなっているわけですよ。せめてそこだけでも抑えるということが必要ではないかと私は思うわけであります。特に擬装乳製品と私が言うのは、たとえばいまの調製油脂、これはマーガリンですね。